次第に私たちは他の子達とも仲良くなり
充実した高校生活を送っていた

いつも通りみんなと下校してた時

あんな『ねぇねぇ!あの人かっこよくない?!』

あんなは最近仲良くなったサバサバ系の子。

まい『あー確かに!芸能人の山田君に似てるよね!』

うらら『え!似てないよ!山田君の方が全然かっこいいよ!』

まい『うららは山田君大好きだもんね笑』

あんなが言うには
山田君似の人は一つ上の先輩らしい。
名前は河野智也

(んー確かにみんなと雰囲気は違うな…)

あんな『狙っちゃおうかな☆』

うらら『まじ?!それなら応援するよ!』
あんな『ほんと?がんばる!♡』

この時私はこの先のことなんて
予想していなかった…

次の日その次の日もあんなの
先輩話は止まらなかった

そんななか私はどんどん河野先輩へと
惹かれていった…

まいには先に伝えた

まい『そっか。それなら応援するよ。
あんなにもちゃんといいなよ?』

ファミレスで3時間ぐらい話して
帰宅した

よし、明日あんなに言おう。
そう決心して眠りについた。

次の日の朝教室にいくと
あんなが先に来ていた

あんな『おはよう!』

うらら『うん…』

あんな『元気ないね?どうかした?』

うらら『あ、あのね…話があるの…
わたし…河野先輩好きになっちゃった…』

あんな『え…』

うらら『ごめんね!でもちゃんと言いたくて…』