そこまで藤沢さんにこだわるつもりはないのに、思いが消えない。好きなるのに理由なんてないっていうのは、こういうことなんだろう。
「とりあえず今は仕事に集中しなよ。引き継ぎももう終わりなんだろ?」
「ああ、そうだった。あと二日しかないよー。やばい!どうしよう?」
「あはは、そんなの俺に聞かれても困るよ。頑張れ!としか言えないけど?」
着替えを終えたお兄ちゃんも私の隣に座って、ハート型のクッキーを食べる。なんだかハート型をかじるお兄ちゃんは27才なのにかわいい。
「香奈さんとはうまくいってないの?」
結婚はまだだと言ってたけど、もう5年くらい付き合っているはずだから、藤沢さんが言うように私もそろそろかと思ってた。
「あはは、葵も聞くの?香奈とは普通だよ。香奈が今、仕事忙しい時期だから、少し会えてないけどね」
「会えてないって、どのくらい会ってないの?」
「とりあえず今は仕事に集中しなよ。引き継ぎももう終わりなんだろ?」
「ああ、そうだった。あと二日しかないよー。やばい!どうしよう?」
「あはは、そんなの俺に聞かれても困るよ。頑張れ!としか言えないけど?」
着替えを終えたお兄ちゃんも私の隣に座って、ハート型のクッキーを食べる。なんだかハート型をかじるお兄ちゃんは27才なのにかわいい。
「香奈さんとはうまくいってないの?」
結婚はまだだと言ってたけど、もう5年くらい付き合っているはずだから、藤沢さんが言うように私もそろそろかと思ってた。
「あはは、葵も聞くの?香奈とは普通だよ。香奈が今、仕事忙しい時期だから、少し会えてないけどね」
「会えてないって、どのくらい会ってないの?」