私が帰ってから、1時間後に帰宅したお兄ちゃんのあとを追いかけて、お兄ちゃんの部屋まで来た。着替えるお兄ちゃんを見ながら、引き出物でもらったハート型のクッキーを食べる。
「あはは、不誠実ね。どうせ里沙ちゃんが言ったんだろ?」
「うん」
「まあ、不誠実といえば不誠実なんだろうけど、なんか事情もあるみたいだし、断定は出来ないよね?」
「うーん、そうだよね」
お兄ちゃんが不誠実だと断定しないことに私の気持ちは安心する。同じように考えてくれるだけで嬉しくなる。
「でも、やっぱり幸紀はやめたほうがいい。面倒なことになりそうだしね」
「そうかなー」
不誠実ではないにしても藤沢さんはやっぱり諦めたほうがいい?再会してから藤沢さんのいろいろな面を見た。確かに普通の感覚では理解しがたい面もあった。
それでも藤沢さんがいい?
「あはは、不誠実ね。どうせ里沙ちゃんが言ったんだろ?」
「うん」
「まあ、不誠実といえば不誠実なんだろうけど、なんか事情もあるみたいだし、断定は出来ないよね?」
「うーん、そうだよね」
お兄ちゃんが不誠実だと断定しないことに私の気持ちは安心する。同じように考えてくれるだけで嬉しくなる。
「でも、やっぱり幸紀はやめたほうがいい。面倒なことになりそうだしね」
「そうかなー」
不誠実ではないにしても藤沢さんはやっぱり諦めたほうがいい?再会してから藤沢さんのいろいろな面を見た。確かに普通の感覚では理解しがたい面もあった。
それでも藤沢さんがいい?