持っていた水玉柄のミニトートバッグから、同じ水玉柄の巾着に入ったお弁当を取り出した。
「ええっ?お弁当だったんですね。あ、だったら、ここじゃなくても…」
私がコンビニで何かを買ってきて、販売課のミーティングスペースとかで食べても良かったのに…なんで、私は榎本さんにお弁当かどうか聞かなかったんだろう。気遣いが足りない自分に落ち込む。
「お弁当なんて、どこでも食べれるし、ここの野菜スープが好きで今日は食べたかったのよ。だから、社食に行くと言ってくれて良かった」
逆に気を使われてしまった。こういうさりげない優しさは真似したいところだ。午前中、榎本さんが教えてくれることは新人の私にも分かりやすかった。
私に教えている間、榎本さんに聞いてくる人が何人かいたけど、嫌な顔1つしないで、テキパキと教えていた。私もいつか榎本さんのような出来る女性になりたいものだ。
何年かかるか分からないけど、頑張ろう。
「ええっ?お弁当だったんですね。あ、だったら、ここじゃなくても…」
私がコンビニで何かを買ってきて、販売課のミーティングスペースとかで食べても良かったのに…なんで、私は榎本さんにお弁当かどうか聞かなかったんだろう。気遣いが足りない自分に落ち込む。
「お弁当なんて、どこでも食べれるし、ここの野菜スープが好きで今日は食べたかったのよ。だから、社食に行くと言ってくれて良かった」
逆に気を使われてしまった。こういうさりげない優しさは真似したいところだ。午前中、榎本さんが教えてくれることは新人の私にも分かりやすかった。
私に教えている間、榎本さんに聞いてくる人が何人かいたけど、嫌な顔1つしないで、テキパキと教えていた。私もいつか榎本さんのような出来る女性になりたいものだ。
何年かかるか分からないけど、頑張ろう。