お兄ちゃんは、食べ終わったお皿とフォークを持って、キッチンに行く。
「えー、ちょっと、お兄ちゃん!まじなの?何で?」
お兄ちゃんの後を追いかけて、後ろから話しかけた。別れるなんて思いもしないことだ。そろそろ結婚してもおかしくないと思っていたくらいなのに、どうして?
「あはは、まじだよ」
こんなときも笑うなんて。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「ん?あはは、大丈夫だよ。前から薄々と感じてはいたからね」
お兄ちゃんは香奈さんと結婚するつもりだと話していた。だから、別れを告げたのはきっと香奈さんのほうだ。
「香奈さん、何で…」
たまにおかしなこと言うけど、優しくて頼りになるお兄ちゃんだ。結婚したら、絶対に良き夫、良きパパになると思うのに。
「香奈、他の男と付き合っているんだよ。その人と結婚するらしい」
「他の人とって、だってお兄ちゃんがいるのに!何でよ」
「えー、ちょっと、お兄ちゃん!まじなの?何で?」
お兄ちゃんの後を追いかけて、後ろから話しかけた。別れるなんて思いもしないことだ。そろそろ結婚してもおかしくないと思っていたくらいなのに、どうして?
「あはは、まじだよ」
こんなときも笑うなんて。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「ん?あはは、大丈夫だよ。前から薄々と感じてはいたからね」
お兄ちゃんは香奈さんと結婚するつもりだと話していた。だから、別れを告げたのはきっと香奈さんのほうだ。
「香奈さん、何で…」
たまにおかしなこと言うけど、優しくて頼りになるお兄ちゃんだ。結婚したら、絶対に良き夫、良きパパになると思うのに。
「香奈、他の男と付き合っているんだよ。その人と結婚するらしい」
「他の人とって、だってお兄ちゃんがいるのに!何でよ」