ーチュンチュン

「あーーー、ヤバイヤバイ遅れるってーーー!!!」
と慌てているのは舞原咲利(まいはらさり)である
「お前さ遅すぎっ!!俺も遅れそーだ!
とゆーわけでお先にっ!いってきます!」
「利也ーー!いってらっしゃーい!」
「兄を名前呼びはないだろー!!おう!」
よーーーし!!!やっと利也(としや)もいったとこだし、朝御飯さっさと食べちゃおーっと!
ーーーーピンポーンーーーー
誰だろ??
「はーーーい!」
「おっはよーー!綾美様のおなぁーーりーー!!」
「いいとこにきたーーー!綾美ーー!!朝御飯つくって♪」
「やーだ!!咲利のほうが料理上手だもん!綾美様がつくってあげるわけないわっ!」
「もーー、そんなことないのにーー!しゃーない!!行くーー!」
「咲利さ、かわいーのに、しゃーないはないでしょ!」
「えーー!!なんでよーー」



~学校~
ーーーーキーンコーンカーンコーンーーーー

「ヤバイ!うちら神!!!」
「もーー、綾美足はやすぎだよーー」
「もーー、咲利髪サラサラすぎだよーー」
「おい!真似するなーー!後、サラサラじゃないーー!」
「サラサラストレートで自然な茶髪!うらやましー!!!」
「それを言うなら綾美だってフワフワテンパのショートヘアーでかわいいよ」
「はいはい咲利の方がかわい……「こらーーーーーー、遅刻ギリギリ連中はしゃべんなぁーー!!」」
「「げっっ!」」
「舞原、田中放課後職員室だ」
「「はーい……」」
「よーし!!じゃー、早速春休みの課題を出してもらーーう!」
「「「えーー!!!!」」」
「なーんか新学期から慌ただしいね」
「まあ、この学校1年から2年までの間クラス変えなしだし!!」

そんな風にして慌ただしく高2の新学期を迎えた