はじまりはあの時から。


それからは…


「じゃあ勉強はじめよっか。


らら、わかんねーとこどこ?」


「ここだよ。」



こんな感じで、普通に接してくれた。


数時間後。


「そろそろ時間だね!


明日、補習にならないようにがんばるから!」



私がそう言うと魁斗は


「俺はららのためにがんばる」



そう言って、図書室を出て行ってしまった。




おかしい。


なぜかって?















どうしようもないくらいドキドキしてるから…