ジリジリッジリジリッ

目覚まし時計の音がなり、目を覚ます



時刻は6時半



よかった

ちゃんとおきれた…


早々と起きて、一階におりるとお母さんがいた



「あ、らら

おはよ

朝ごはんもうできてるから食べてね」


「いただきまーす」


今日の朝ごはんはピザトースト。

高校生活初日だから、私の大好きなピザトーストにしてくれたのかな。

「ごちそうさま!」


朝ごはんを食べ終わると自分の部屋に戻り、新しい制服に着替えた


今日から、高校生活のはじまりです!



「行ってきまーす」

そういって、真夏との待ち合わせ場所にむかった


真夏は中学生テニス部の時、一番中のよかった親友。


同じ高校にうかることができて、二人で泣きながら、喜んだ


待ち合わせ場所の公園でしばらくまっていると


「らーらーーー!」


大声で私を呼ぶ声がきこえた


真夏がきたんだ



私はふりかえって真夏のほうにいく


「おはよ!

じゃあいこっか!」


「うん!」



私たちは青花高校にむかった
15分ぐらい歩いて青花高校についた


早速クラス表をみにいく


…やったやったーー
































「「同じクラスだー!!!」」


嬉しくて二人で叫んだ


私の名前が
田川ららで

真夏の名前が

滝沢真夏だから、すぐに二人の名前がみつかった





二人ともC組だ。

「一年生のみなさんは、入学式がはじまるので、講堂に集まってください」



と放送がかかったので、二人で講堂にむかった



その途中、真夏のことをちらちらみる男子が何人もいた

真夏は、スタイルがとってもよくて、髪は赤めの茶髪ロングで、とってもさらさら、くっきり二重の瞳に、ピンク色の頬。


一言でいうと



びっくりするほど美人

それに比べて私は、これでもかってくらいの童顔。


真夏とあるいていたら、よく妹と間違えられる


もうなれたけど…


本当に真夏には憧れるな


そんなことを思っていると講堂についた



あー、本当にこうゆうのめんどくさい



沢山人がいる中にこのむしむしした空気。



何時間もいたらたえられなくなる



はやくおわらないかな…



数十分後



やっとおわった…



私は早く出て行こうと思って、真夏といっしょに少し早く歩いて講堂をでようとしたその時…


「きゃーかっこいいー!」


「ねえ、あんな人この学校にいたの?」



「やばい!モデルとかやってるのかな?」


そんな黄色い声がきこえてきた。


はあ、うるさいな


私ははっきり言って、男子に全く興味がない



初恋もまだ。



この歳にもなってまだなの?!


とか思うかもしれないけど、私はそんなのどうでもいい


はやくでよ。


そう思いながら前に進んでいると…



ガシッ


誰かに右腕をつかまれた


真夏は左にいるから、ちがうよね…?


じゃあこれは誰の手?!