下らないことでゲラゲラ笑って、歩いて歩いて。


やっとお目当ての、焼き鳥が美味しい居酒屋に到着する。


「疲れたねぇーー」


いつの間にか岡野さんの敬語が取れている。


「なーー」


棚田も、遠慮なく岡野さんに言葉を返す。



その店は、さすが朝までやっているだけあって、とても賑わっていて。


3人でごちゃっと座って、何か適当に飲んだり食べたりしていると、本当にずっと前からの友達だったような気がしてくる。