「……どっちがいいと思う?オーガニックの方がいいかな……」
「やっぱりさ。こんな毒々しい色の得体の知れない粒々が入ってるのは駄目よねぇ」
「身体壊しちゃ、元も子もないし……」
あたしの独り言は続く。
隣にいる彼氏の遠野隼汰(トオノシュンタ)は、スマホをいじっていて、見向きもしない。
あたしも、どっちがいい?と改めて聞くこともしない。
あたしは、少々迷ったものの、結局そこで2番目に高い、無添加、オーガニックの厳選材料で出来たいつものキャットフードを手に取った。
「やっぱりさ。こんな毒々しい色の得体の知れない粒々が入ってるのは駄目よねぇ」
「身体壊しちゃ、元も子もないし……」
あたしの独り言は続く。
隣にいる彼氏の遠野隼汰(トオノシュンタ)は、スマホをいじっていて、見向きもしない。
あたしも、どっちがいい?と改めて聞くこともしない。
あたしは、少々迷ったものの、結局そこで2番目に高い、無添加、オーガニックの厳選材料で出来たいつものキャットフードを手に取った。