先生の腕がまたあたしを包み込んだ


「でも、いや
あたしもう誰かの2番はやなの…
先生は…あたしじゃなくて…先生の守りたい人を守ってあげてよ」



「そのつもりだけど?」


「じゃあ離して
これ以上虚しくさせないで…」







「俺の守りたい人はお前だけだよ」