「体調は大丈夫なのか?」

「体調????」

「お前昨日カゼだって学校休んだよな??」


やばッ…////

「ちょっとしんどかっただけだよ
もう大丈夫」


「そっか…
お前は、俺が信用できないか?」

「なんで?」


「俺は…お前が俺を頼ってくれてるんじゃないかってずっと思ってた
部活のことでも他のことでもいろいろ話してくれてたからな
でも…それは俺の自惚れだったのか?」

赤信号で止まった車の中で、先生の悲しい視線に絡まれれたあたしは、自分の体なのに自分でコントロールできなくて、固まってしまった