俺と満里香はしばらく海で遊んでいた。するとその時、








「あれー、君ひとり?可愛いね。俺達と遊ばない?」








「あ、あの、私は…」








「すみません。その子、俺の彼女なんで離してくれない?」








「ちっ!彼氏持ちか…」








「あ、あの、り、亮君!ありがと。」








「どういたしまして。」








「いやーごめんごめん。遅くなりました。賢太郎でーす☆」








「なんか、心配だから浜で一緒に遊ぼ!」








「っておい!無視かよ。」








「賢太郎今まで何してたんだ!」








満里香は賢太郎に蹴りを入れた。








「ちょっと用事済ませてちゃった。」








賢太郎は空手部と柔道部を両方掛け持ちしているいわゆる天才。もちろん一度も負けたところは見たことが無い。








満里香はバレー部のキャプテンをしている。








そして、奈実は、バスケ部のマネージャーをしている。何故、男子の多い、バスケ部なんだ。奈実は、もちろんバスケ部のキャプテンや、いろんな人から告られていた。だが、全員ふられたらしい。満里香いわく、奈実には好きな人がいる。と言っていた。