あたしがまさを好きになったのは高校1年の時。まさは、体育館の裏にある、桜並木の下にいたあたしをみつけたらしい。



ねぇまさ。あたしとまさがであったのは体育館の裏にある桜並木だよね?



あぁとまさが答える



そうだよ。あの時桜吹雪の中から桜の妖精がでてきたような気がしたんだ。その時から俺はおまえが好きなんだぜ。



照れながら言っている。



妖精だなんて大げさな!



まぁな、



あたしはとてもうれしかった桜の妖精だなんて聞いただけで照れる。