あたしは泣いた。泣いて泣いてもう体の水分が全部とられたように感じた。




まさ、ごめん、ごめんね。あたしはこれだけしかまさにいえることはない。マジックボードにあの言葉をかくのは胸が焼けるほど辛かった。




あれからなんどかまさからメールがきた。


まさは相当驚いているだからあたしはわざと冷たくまさに振る舞う。


まさへ


もうこれがあたしからの最後だよ。あたしはあなたが嫌いになったんだ。もうあんたなんてだいっきらい。もうメールなんて送ってくんな!うっとおしい。じゃあね。さよなら。
さら

送信ボタンを押すのが怖かった。


またあたしはひとを傷つけることになった。