長い授業が終わって、昼休みも終わり
5時間目が始まろうとしていた。

私は授業を受けるのがめんどくさいので、屋上へと向かった。


----ガチャ


私は屋上のドアを開けた。



「は....?」



ついまぬけな声を出してしまった。

だってそこには........今朝の女子たちがギャーギャー騒いでいた”幻龍”の人たちがいるんだから----。


「お前誰だ。」


幻龍の幹部らしき人が怖い顔をしながら聞いてきた。

え、わざわざ答えなきゃなんないわけ?
あのキャラで?めんどっ....


「私はぁ~、小森優香でぇ~す♪」


いつもより甘ったるい声をだしてみた。
実際自分でもこんな気持ちわるい声が出せるとは思わなかった。

幹部らしき人の顔を見るとさっきより怖い顔をしていた。

あー、怖い怖い。

さて、この人たちにも嫌われるとするか。


「あのぉ~「黙れ、ここから出て行け」」


早いなおい。

まあ、みんなの顔を見る限り嫌われることができたみたいだし、いいや。

よし、最後にもっと嫌われるとしよう。
そしたら、今よりもっと関わりたくなくなるはず!!!


「そうですかぁ~。あぁ~!
よかったらメアド交換しませんかぁ?♪」


すると、全員の顔が怖い顔へと変わった。

あ、やりすぎたかな?まあ、いいでしょ別に