「あ、小森さんじゃん♪一緒に学校行こうよ♪」


あ、いつも付きまとっててうるさい人だ。
名前は確か”田中”だったはず。
田中は、まあそこそこイケメン。
だから女子にも人気あるんだよね、そこそこ


よし、頑張れ私



「田中くんだぁ~♥いいよ♪一緒に学校行こう♪」


「お、おう///」



我ながらいい演技だ。

まあ、私は自分の顔には自信がある。
周りのみんなも私の顔が可愛いことを認めてるし。



「な、なあ、今日空いてるか?
俺の気に入ってるホテルがあるんだけど、どうかな?」


え、何?ラブホでも行きましょうパターン?
無理無理。絶対無理。



「ごめんねぇ~、今日、お母さんと外食に行く約束しちゃっててぇ~。
また今度でいい~?」



「あ、ああ。」



「ありがとぉ~!」




私は田中に抱きついた。嫌々ながら!!!!!!!

こうでもしないと....ね?