ドキドキドキドキ… 俺の鼓動は止まらない。 顔を赤くした俺の顔をみて、海原は怒っているのと勘違いしたのか、すこし困った顔をした。 ドキンッ! やめろよ… んな潤んだ目で上目遣いで見つめられたら… ドキドキドキドキ! やばくなるじゃねえか… 俺はそんな自分の気持ちを隠すかのようにして、海原を"壁ドン"した。 俺をドキドキさせたぶん、海原にもドキドキしてもらわないとな。