でもそんなのお構いなし!




「あのさ〜!よかったら一緒にお昼食べない?屋上で」




「絶対に嫌」



…即答されちゃったよ〜




でもそんなんでめげる俺じゃないもんね!




こうなったら無理矢理でも連れていくしかない!




ガシッ





「え⁉ちょっと⁉」




俺は細くて綺麗な海原の手首を掴むと、海原の机にあったお弁当を手に取り、屋上へ向かった。