さっきと全然違うじゃん!



「絢斗、ちょっと落ち着こうよ……!」



「あ、忘れてた」



そう言うと絢斗は出入り口のドアにむかって歩き出した。



あ、あれ……?



あたしが言ったことに反応したの? それとも、絢斗が歩いていっただけ?



疑問が残るなか、絢斗は数分でまたこっちに詰め寄ってくる。



なにしたの!?



「絢斗?」