あれでも 嘘だよ(笑)
なんて笑って 電話が
掛かってくるかもしれない。
なんて 携帯を肌身離さず持ってる。
始めて会ったあの日の夜のように…。
いくら待っても 鳴るなずもなく
だから 今度はあたしの方から
掛けてみた。
着信拒否も 覚悟だったけれど
「何？」
と 出てくれたのだ。
何・・・なんて言うためにかけたの？
「もう 掛けてこないで
用もないんだから
わかってる？オレたち
もう恋人じゃないんだよ？」
あたしのバカ！
何回も傷付くために かけたわけ？
「ごめんなさい」
素早く電話を切った。
