長いまつ毛に、キレイな肌。


いつも開かれている意志の強そうな
大きな瞳は閉じられていて、なんだか
少し幼い気がする。



…って、高橋くんに見とれてる場合
じゃないよあたし!



こら!と自分を叱って、高橋くんの
頭をコツンっとメガホンで叩く。


それでもまだ眠っている高橋くん。


そんな高橋くんに、もう!と怒って
高橋くんのほっぺをムニッとつまんだ。



「起きろ、高橋翔ー!」