ページをめくり、本編へと進む。



『女神の羽の話をしよう。

この話は決して作り話ではなく、どこからともなく流れてきた本当の話である』


やっぱ実話なんだ。



まず、女神の羽が昔話なんて知らなかった。

読めばなんとなく分かるかもしれないし、やっぱ読もう。





そう思って私は『真実の昔話』を読み始めた。