「はぁ」


私は、3年の教室まで来た


さっきからため息ばっかだ


「そこの君ー、どうしたの?」

振り返ると短髪で少し茶色の髪の毛の男の子が立っていた


「えっと、2組の中道です。山上くんいますか?」


「あー、奏斗な。待ってて」


と、私はポツンと立っていたら



「中道だっけ?どうした?」


突然声がしたので振り返ると


色素の薄い茶色の髪の毛で、目がパッチリな男の子がいた


「えっと、山上くんに話があり、ます」


そう…この男の子こそが山上くん