だって20人くらいぶっ飛ばした人だよ。


あたしを助けてくれた時も2.3人いた。


でもめっちゃ強くて、きっと直先輩がいてくれなかったらあたし病院送りだったと思う。


そんな直先輩がやばいって言うなんて…。


「まぁー気軽にやるって!真南は早く退院してよ!」


「だからもう退院しても大丈夫だって!絶対」


確かにそんなに元気だったらどこが悪いのか全然わかんない。


「綾那はうちの学校に来るんだろ?」


えっ?あたし?


「えっ急にどうしたんですか?真南先輩」


「いやーなんとなく。7月か夏休みくらいになったらそろそろ進路とかあれかなって思って」


「あー。そろそろですね。でも担任が何て言うか分かんないんで何とも言えないですね。本当は行きたいですけどね」


あたしは苦笑いしながら言った。


あたしの担任は進路にうるさい。


なるべくいい高校に行けよってあたしに言ってきた。


こんなあたしに何期待してるのか、わからない。


まぁー期待なんてしてないと思うけど。



「そっか…。でもなんかほかの学校に進学したらうちらも寂しくなるな」


直先輩が笑いながら真南先輩に言った。


「だね。まぁーでも綾那なりに考えろよ!」


「はい。ありがとうございます」



そろそろ進路希望調査くるかな…。


なんて書こう…。