このことを親友の苺(まい)ちゃんに話すと
苺「えぇー!! 翔也が気になるの!?」

千乃「……そうみたいなんだ。」

苺「そっか、そっか。 それは恋の病だよ。」

千乃「…恋の…病…?」

苺「そうそう!! ついに千乃も中学初の恋かぁ…青春だねぇ。」

千乃「いや、恋自体が初めてなんだけどなぁ。最近(?)までは。」

苺「えぇー!! そっちの方がビックリだわ。」

千乃「うっ…うるさいよぉ…」

苺「まぁ、頑張って。」

千乃「う…うん…ありがと。」


苺ちゃんはそう言って去っていった。

なんだか恥ずかしいけど、少しだけ気持ちが軽くなれたような気がした。