ーそして次の日もそのまた次の日も毎日が楽しかった。それはクラスのみんなが仲良くしてくれたからかな?
いいや、違う。多分、翔也くんがそばにいてくれたから。
いつの間にか私の心の中には翔也くんが写っていた。

なんだろう、この気持ちは。胸の奥が熱くて、ちょっとくすぐったい感じ。私は今までこんな感情を抱いたことがなくて戸惑った。まるで、何かの病気におかされているみたいだ。