ーふと思い出してしまう、清々しく優しい光が降り注ぐ春の日。あの日から全てが始まったんだ。
お祭り騒ぎの校舎。私にとってドキドキするけど少し寂しい気もする始業式の日。前のクラスメイトとお別れをして、かけ上がる階段。私たちは2年生へと進級した。
「今年も頑張るぞぉ」
私はそんなことを呟き、自席に着く。話したことない人がいっぱいいる。それだけでもワクワクした。
その時、隣の席の子に話しかけられた。
???「おまえ、なんていう名前?」
私「えっ!! …あ、私は深川千乃(ふかがわ ゆきの)。」
???「そっかー、千乃っていうのか。“ちの”かと思った。」
千乃「よく言われるんだよね(笑)。 で、あなたは?」
???「あ、俺? 俺は翔也。神田翔也(かんだ しょうや)。よろしくな!!」
千乃「うん、よろしくね♪」
翔也「おぅ。」
ーそっかぁ。この人、『翔也くん』って言うんだ。感じのいい人だなぁ。
「ホームルーム始めるぞー」
そんな先生の声でみんなが一斉に席に着く。
そして、長いホームルームも終わり、こうして今日も1日が終わった。
お祭り騒ぎの校舎。私にとってドキドキするけど少し寂しい気もする始業式の日。前のクラスメイトとお別れをして、かけ上がる階段。私たちは2年生へと進級した。
「今年も頑張るぞぉ」
私はそんなことを呟き、自席に着く。話したことない人がいっぱいいる。それだけでもワクワクした。
その時、隣の席の子に話しかけられた。
???「おまえ、なんていう名前?」
私「えっ!! …あ、私は深川千乃(ふかがわ ゆきの)。」
???「そっかー、千乃っていうのか。“ちの”かと思った。」
千乃「よく言われるんだよね(笑)。 で、あなたは?」
???「あ、俺? 俺は翔也。神田翔也(かんだ しょうや)。よろしくな!!」
千乃「うん、よろしくね♪」
翔也「おぅ。」
ーそっかぁ。この人、『翔也くん』って言うんだ。感じのいい人だなぁ。
「ホームルーム始めるぞー」
そんな先生の声でみんなが一斉に席に着く。
そして、長いホームルームも終わり、こうして今日も1日が終わった。