「随分必死だな。だが、その悠斗とやらは殺させてもらう」

殺す?悠斗を…?

「嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌…」

何回も何回も嫌と言い続けた。
さすがに隼人さんも焦っていた。

「嫌ぁぁぁぁぁああぁぁ〜!!」

泣き叫ぶ私に、隼人さんは落ち着けと言うけど、少しボリュームを下げて泣き続けた。

悠斗が私のせいで死んじゃう


それしか考えられなくなっていた。