「他に何かあったか?今日」
あったけど…言ったら悠斗がどうなるか分からないよ…
「特になにも」
そう答えたけど、隼人さんは唇を噛み締めて、拳をグッと握り、
「嘘つくなよ…!」
と言った。
え…嘘?
「俺、路地の時の話全部聞いたよ!」
「え…」
全部聞いてた?私は嫌な汗をかいて
「悠斗には何もしないで!お願いだか
ら…私の大好きな人を傷付けないで!」
お願いだから…お願いだから…
悠斗だけは…悠斗だけは…
傷付けないで…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…