私の名前は、寺島直海。朝日ヶ丘高校の2年生。今私は生まれて初めて告白というものをされてしまった。
「あ、あの……」
「返事はいつでも大丈夫だから。今日は本当にご迷惑をおかけしました。じゃ、また明日お見舞い来るから。」
「え?!ま、待って!!」
「じゃあね。」
ガラガラ……ピシャ…。
どうしよう、告白されてしまった。
私は今までに恋をしたことが1度もない。友達がよく、『恋をしないと生きていけない!』とか言っているが、私には理解不能だ。私が生きていくうえで必要なものといえば、朝昼晩のごはんと携帯と犬のもん吉くらいである。
もん吉とは、我が家の愛犬である。私が子供のころにうちに迷い込んできた。そのころのもん吉はとっても小さくて可愛かった。今ではジャンプすると私よりはるかに大きくなってしまった。大きさはかわっても、もん吉はずっと我が家のアイドルなのである。
コンコン!
「は〜い!」
「直海!!大丈夫?!怪我してない!?」
「お母さん!!」
病室にお母さんが入ってきた。
「もぉ〜、びっくりさせないでよぉ。お母さん、心臓止まるかと思ったんだから!」
そう言って、お母さんは私のことをぎゅぅ~っと抱きしめた。
「ゴメンねぇ、ご心配おかけしました。」
「あ!そうそう、さっきあんたのこと助けてくれた人と会ったよ!いい人で良かったじゃない。あんな好青年、めったにいないわよ?結構運命の出会いって近くにあるものよねぇ……現にお父さんとお母さんがそうだったんだからぁ~」
「………お母さんは何が言いたいの……」
「だから、あの子があんたの運命の人かもよってこと」
「もう!そんな恋愛小説みたいなことあるわけないでしょ?」
「そうかしら……まあ、いいけど。じゃあそろそろお母さん帰るわね、夕飯の支度しなくちゃいけないし。あんたは1週間くらい入院生活だから、ここでおとなしくしてなさいね」
「え~、1週間も?!ひーまー」
「自業自得。じゃあね、明日の夕方着替え持ってきてあげるからね」
そう言ってお母さんは病室を後にした。
「あ、あの……」
「返事はいつでも大丈夫だから。今日は本当にご迷惑をおかけしました。じゃ、また明日お見舞い来るから。」
「え?!ま、待って!!」
「じゃあね。」
ガラガラ……ピシャ…。
どうしよう、告白されてしまった。
私は今までに恋をしたことが1度もない。友達がよく、『恋をしないと生きていけない!』とか言っているが、私には理解不能だ。私が生きていくうえで必要なものといえば、朝昼晩のごはんと携帯と犬のもん吉くらいである。
もん吉とは、我が家の愛犬である。私が子供のころにうちに迷い込んできた。そのころのもん吉はとっても小さくて可愛かった。今ではジャンプすると私よりはるかに大きくなってしまった。大きさはかわっても、もん吉はずっと我が家のアイドルなのである。
コンコン!
「は〜い!」
「直海!!大丈夫?!怪我してない!?」
「お母さん!!」
病室にお母さんが入ってきた。
「もぉ〜、びっくりさせないでよぉ。お母さん、心臓止まるかと思ったんだから!」
そう言って、お母さんは私のことをぎゅぅ~っと抱きしめた。
「ゴメンねぇ、ご心配おかけしました。」
「あ!そうそう、さっきあんたのこと助けてくれた人と会ったよ!いい人で良かったじゃない。あんな好青年、めったにいないわよ?結構運命の出会いって近くにあるものよねぇ……現にお父さんとお母さんがそうだったんだからぁ~」
「………お母さんは何が言いたいの……」
「だから、あの子があんたの運命の人かもよってこと」
「もう!そんな恋愛小説みたいなことあるわけないでしょ?」
「そうかしら……まあ、いいけど。じゃあそろそろお母さん帰るわね、夕飯の支度しなくちゃいけないし。あんたは1週間くらい入院生活だから、ここでおとなしくしてなさいね」
「え~、1週間も?!ひーまー」
「自業自得。じゃあね、明日の夕方着替え持ってきてあげるからね」
そう言ってお母さんは病室を後にした。