溜まり場にまず帰りその日は晩酌
朝まで騒いだ。

みんなべらんべらんになりながらもオレの退院を祝ってくれた
本当に大切な場所だ。
ここを無くすことなんか考えられない。

雷劉があるから今のオレがいる。
本当にそればかりを思う。
それだけここがオレの中で大きくなっているんだ。

そしてここに夏紅夜が居る。
それが一番の幸せかもしれない。
こうして横で笑顔を見られるこの場所を離れたくないと思った。

「なぁ夏紅夜?」
「ん?なぁに?」
「明日、オレん家来ねぇか?」
「えっ?」
「もちろん泊まりな?」
「それって・・・」
「大丈夫。オレを信じて?」
「わかった・・・」

夏紅夜は少し不安そうな顔をした。
そんな顔さえも愛しいく思うオレは末期なのかな?
オレの中で夏紅夜の存在はすごく大きなものになっていた。