オレは何日眠ってたのだろう。
目の前には夏紅夜の泣いた顔があった。
オレは思わず声をかけてしまった。
だって夏紅夜の泣き顔を見たかった訳じゃないから。

「夏・紅・夜・・、ごめ・ん・・な?」
「うぅん。今こうして話せれるだけで私は大丈夫だから。ありがとう炸焚くん」
「夏・紅・夜・・、オ・・レ・・・お前の・・こと・ずっ・・と・・・好き・・だった・ん・だ・・あの・・日・・か・・ら・・ずっ・・・と・・・。」
「うん。。。」
「だ、から・・オレ・・と・付き・・合っ・・て・・?」
「はい。よろしく・・・お願い・します・・」
「ほん・と・・か?」
「当たり前じゃん!私もずっと好きだったよ。炸焚くんのこと」
「あり・・が・とう・・」
オレは夢じゃないかと思った。
でも手に夏紅夜の温もりを感じたから夢じゃないんだと思った。
オレは嬉しすぎた。
そのあとドクターが来て検査をして問題もないことがわかった。
まだ退院は出来ないけどオレはこの日幸せを感じた。
暖かい幸せを。