私は汚れてる。
その後も頻繁にその行為は行われた。
そして今に至る。
その行為をされるときいつも頭に浮かぶのは炸焚くんだった。
そのとき私は自分の気持ちに改めて気づかされた。
ねぇ、炸焚くん。
それだけ私のなかで炸焚くんは大きかったんだよ?
だから早く目を覚まして・・・
炸焚くん。
「炸焚くん・・・」

私は呟いた。
その時だった

「夏・紅・・夜・・?泣い・・・てる・の・か・・?」
「炸焚くん?」
「夏・紅・夜・・泣く・・な・よ・・・」
「炸焚くん!!!!!」
私は慌ててナースコールを鳴らした。
それに気づいたのか雷劉の皆さんも入ってきた。

炸焚くん。
目覚めてくれてよかった。
ちゃんと私の想い言葉で伝えないとね。
待っててね?
私は決意を固めた

-side end-