そしてオレはその部屋をあとにした。
それを見た烈霞の奴らは散らばっていったといってもごく少人数だがな。
さすがの雷劉だ。
やっぱりすげぇよ。

「炸焚!!!」
「崚駕か。夏紅夜は?」
「南飛がつれて隠れてる」
「そうか。よかった・・・」
【バタンッ】

「炸焚?炸焚!!!!!」

オレは意識を手放した。

「炸焚くん?炸焚くん!!!」
夏紅夜が名前を呼んでいたのにオレは気づかなかった。