そのとき


「もしかして萌那?」




と後ろから声がした。




「えっ」



「やっぱり萌那だ~久し振り


覚えてない?私、由美。」



「もしかしてあの由美ちゃん?」



「うん♪


よかった元気で


あんなことがあったし…私も酷いことしたと思ってる」



「いいの。由美ちゃんはそうするしかなかった。


私、知ってるよ由美ちゃんが気にかけてくれたこと


嬉しかった」


「よかった私、あんなひどいことしたから、嫌われてると思った。」



「嫌うなんて!!」



「また、帰ったらお茶しよう」



「うん」



須山くんが聞いてきた。



「中学の友達?」



「うん。」