「じゃぁ、帰るか。風華おくるよ。」

「ぁ、ありがと。」



名前をしかも下の名前呼ばれるなんて!!



帰り道、私たちは自然と手を繋いで歩いた。



その道はまるで地獄から地上へ上がる光の道のように思えた。