それからまた時間は過ぎ
俺は保健室のいつものベッドで横になってた

「失礼します」

あいつだ
声を聴いただけで分かった
声に反応はしたものの横になったままだった

「愛斗、君月先生どこに居るかわかりませんか?」

いきなりベッドのカーテンを開けあいつがたずねてきた