「じゃあちゃんと勉強してくるんだぞー。70点以下は補習だからな!」

明日はテストだ。相変わらずあたしは何もしていない。いつもなんかこうゆって、結局はたいして悪い結果にならないし。

「はるかぁ〜」

リンが飛びついてきた。

「んもー、あついよー笑どうしたの?」

「テストの点が悪かったら、、、携帯取り上げなの〜」

携帯取り上げかぁ…。

何日、それか一週間とかなら全然いいけど、何ヶ月、何年もならちょっとキツイかもなぁー…

「期間は?」

「んー…んーとねぇ…、3日、だったけ」

3日!?そんなの全然いいじゃん!と言おうとしたけど、リンが不機嫌な顔をしてたからやめた。

「ね、リン。3にちとかはやいよ。我慢できるでしょ?」

カレンが言った。なんかお母さんみたい!

「だって、だって、、、ハヤトくんと…メールしたいんだもん…」

ハヤトくんとは、リンが4年生から好きな子だ。てゆうかメールしてたなんて今知ったよー…

「ん、じゃあ勉強みんなでがんばろ?」

「…うん!!」