「まず、僕らが見えること。霊感がある人でも中々見えないのに。
全くない君が僕らを見ることなんて、100%ムリなことなんだ。」

深刻なカオで梶サンが言うと、

辺りは急に静けさを増した。


「かみき ゆずか……。いい。柚香。
俺は 君みたいな子をずっと待ってたんだ。」