そもそも夢だったかもしれないのに。


「あの………。
…三浦君って、平行世界って信じる?」


何聞いてるの、あたし?


また不思議そうな顔をする三浦君に、


気持ち悪いって思われる!と思い、慌てて謝った。


「ごめんね!変な事朝から言って!」


「信じるよ。」


驚いて顔を上げる。


「信じるよ。
俺多分行った事あるから。」


またまた衝撃的な話し。