「…それで?
誰?」

「へ?」

腕を組んで言う母に首を傾げる。

「開口1番に放った三浦君って?」

!!!

「あっ…!?
ちっちが!
夢に現れて…それで…
全然関係ない人だから…」

動揺するあたしに、はぁ。とため息を吐いた。

「まぁ、いいけど。
連絡しないといけないならお母さん連絡するから。
とりあえず、何か時間潰せそうな物買ってくるわ。」

「う、うん!
ありがとう!」


出て行った母を見送り、改めて思い出す。

ただの死にそうになって見た夢だったのかな。
それにしてはリアルすぎて。

…確かに非現実的。