男は俺に近付いて、

男「お前の兄ちゃんはな、立派な長州の間者になるための訓練をするんだ。だからもうお前と兄ちゃんは当分会えない。という訳さ。」

と言い、兄を担いだ。

海「そんなぁ〜ふぇっ…ヒック…」


兄「海里、俺は大丈夫だから。お前が泣き虫じゃなくなったら、また会おう!」


海「うんっ!まっ、待たね?」

兄「おう!」

そうして兄と別れた。それ以来一度も会っていない。