ガラッ

扉が開く音がして、見てみると
青パーカーくんが入ってきた

私をみて、青パーカーくんは
「…佐野 起きたのか」
と言った


え?
「ど、どうして 名前を?」

すると、青パーカーくんは目をそらして
「……先生に聞いた」
と言った。


「…そっか! 私なんだか青パーカーくんと会ったことあるかもって思ったから私の事知ってたのか!と思っちゃったよ」

と笑いながら言うと

青パーカーくんは私のベッドの隣にある
イスに座った