「朝から 何が面白くて、人が引かれてるところ見なきゃいけないの!
そんなとこ見たくないっ!」


すると、青パーカーくんは笑って

「…だってさ、暇じゃん?
この歩く5分間。」
と言いながら歩きはじめた。


それに続けて私も歩き出す。

青パーカーくんは続けて、
「だったら、本とか読んでたりした方が
よくない?」

と私の顔を見て言った。


「うーん… そうだけどさ…」

「…じゃあ何? 5分間俺と喋って
くれるとか言うの⁇」