「…まぁ、いいや
誰かさんの視線が痛いし。
妹ができたみたいで、嬉しいや」


と言うと 君は分からないという表情を
した後、千紘の方を見た


「宮くんどうしたの?」

「…別に」


『宮くん』か…
千紘は当然あの2年前の夏からずっと君のことが好きな訳で、


千紘が君のお母さんに連れられていなくなった時の 寂しそうな君の顔を見れば


君だって千紘が好きなんだってすぐ分かる。


この2人…
何をぐずぐずしてるのかなぁ〜