かぁ…と顔を赤くして、照れ隠しか眼鏡を仕切りにかけ直す。


「だ、だって社長がしきりにメイさんメイさん仰るから――い、いえ、決して社長のためとかではなく、その…」


しどろもどろになりつつ。


「っ、とと、とにかく!

文武教室が私の調査ではオススメです!」


最後には恥も何もなく、私の調査と口にした。


「どうもありがとう。礼を言おう」

「い…いえ…」


そう言いながら、ルイはもう文武教室のページを開いていた。