「な~んだ☆

 俺の顔に少しは見とれてくれてるかな ぁ~って思ったけどやっぱり気のせい か♪」


なんて声が前から聞こえた。





ズキッ……



ウソついちゃった…







ホントは見とれてたのに……


恥ずかしがってウソ…ついた……






でも…見とれてたなんて言えない……






「留菟ちゃん大丈夫?

 表情良くないよ!!!
 気分悪いの?


 だったら保健室に…!」