一瞬で…さっきまで私を捕まえていた男が倒れた。 ホントに早くて…でも…… 男が倒れるまでの悪魔は 今まで見たどんな物より怖かった。 私の体はフラフラで…立っているのもやっと。 それを支えてくれる悪魔…。 目の前にいるのはいつもの悪魔… それを私は… 助けてもらったのに… パンッ!!! 「さわ…ら……ないでっ!!!」 拒絶してしまった。