「私の…物で良ければ……」



そう言ってお弁当を差し出す私。

私らしくないなぁ…



「マジで!?
 いいの、留菟ちゃん!?

 ていうか留菟ちゃん全然食べてないじ ゃん!」



まぁ…確かにほとんど食べてないけど…


「いいの!
 どうせダイエット中だったし!

 ちょうど良かったよ☆」



ウソ…私はダイエットできる人じゃな
い。


何度かチャレンジしたけど出来ずに終わるパターン。




でも悪魔にムリさせたくないし……

…って!
これホント私か!?



前だったら悪魔なんてほっといてるじゃん!?

どうした自分!?